大和西大寺|くつろぎながら本と駄菓子が選べる「Buku Buku堂書店」

「家の近くの本屋が閉店してしまった」
「本をネットで買うことが増えたけど、やっぱり手に取って選びたい」

近年本屋が少なくなり、このように感じている方も多いのではないでしょうか。

私の自宅付近でも、以前は数軒あった本屋がなくなり、本を買う際は車で30分ほどの場所まで出かけています。

そんななか、2026年6月、西大寺に「Buku Buku堂書店」がオープンしました。お店には本だけでなく、文房具や雑貨、子どもが喜びそうな駄菓子も。

今回は、SNSで見かけて気になっていたこちらのお店に行ってきました。

西大寺に誕生した町の本屋さん

お店があるのは、大和西大寺駅の南口方面から、西へ歩いて約8分の場所。住宅街を進んでいくと、ピンク色のかわいらしい建物が見えてきます。

お店の前には手書きの看板が置いてあり、入口の扉にお店の名前が大きく書かれていたので、すぐに分かりました。

扉を開けると広がる駄菓子コーナー!

中に入ると、入口近くにはなつかしい駄菓子やスナック菓子、ジュースなどがたくさん並んでいました。
子どものころ、学校の近くにあった本屋兼駄菓子屋を思い出し、なんだかなつかしい気持ちに。

子どもはもちろん、大人も昔食べたお菓子を探して楽しめそうですね。

お菓子は、子どものおこづかいで買えるよう、数十円で購入できるものから置いているのだとか。
大切に貯めた10円玉をたくさん持って、お菓子を買いに来る子どもも多いのだそうです。

奥へ進むとゆったり本を選べる空間が

駄菓子コーナーの奥へ進むと、さまざまな本が並ぶスペースが広がっていました。こちらは土足禁止のため、靴を脱いで上がりましょう。

店内は、明るくすっきりとした印象で、清潔感があります。
イスやベンチがさまざまな場所に置かれていて、好みの場所でゆっくり本が選べそうです。

カーペットの上では、子どもたちがゴロゴロしながら楽しそうに話していることもあるのだとか。

絵本が並ぶ棚の近くには、かわいらしいサイズのソファも。
小さなソファに子どもが座って本を読んでいるのを想像すると、顔がほころびました。

誰もが楽しめる本の品ぞろえ

店内にある本は、約半分が子ども向け、もう半分が大人向けになるようにそろえているそうです。

絵本や児童書のコーナーには、定番の名作、迷路や工作を楽しめる本など、幅広いラインナップ。
大人向けのコーナーには文庫本やミステリー、エッセイなどがありました。

月ごとにテーマを決め、フェアも開催しているそうで、訪れるたびに新しい発見があるかもしれません。
店頭にない本は取り寄せもでき、リクエストにもできる限り応えているとのこと。

また新刊だけでなく、出版社の都合などにより割引価格で販売されているアウトレット本や、古本があるのもBuku Buku堂書店の魅力。

文房具やシール、雑貨類なども置かれていました。

ちなみに私が購入したのは、子どもたちが大好きな「名探偵コナン」の古本とノート。
古本コーナーで、掘り出し物を探すのも楽しいですね。

さまざまな人が本を手に取って選べる場所に

店主さんによると、店名のBuku(ブク)は、インドネシア語やマレー語で「本」という意味。2度繰り返すことで、たくさんの本をあらわしているそうです。
「小さな子どもでも発音しやすいように」という思いも込められています。

店主さんは、子どもたちにマンガを楽しむだけでなく、そこから活字の本にも興味を広げてほしいと考えているとのこと。

入口にたくさんの駄菓子を置いているのも、本と出会うきっかけをつくるため。
「最初はお菓子が目当てでも、あのお店には本も置いてあったなと思い出してもらえたら」と話してくださいました。

今回訪れてみて、静かでゆったりとした空間でリラックスしながら本を選べるところに、大型書店とはまた違った良さを感じました。

西大寺を訪れた際は、気さくな店主さんが迎えてくれる「Buku Buku堂書店」で、本や駄菓子を選ぶ時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

Buku Buku堂書店
住所:奈良県奈良市西大寺野神町2-1-17 コーポ西大寺1階
アクセス:近鉄奈良線「大和西大寺駅」から徒歩約8分
TEL:070-9457-5810
営業時間:11:00-19:00
定休日:水曜日
駐車場:なし ※近くにコインパーキングあり

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。