西登美ヶ丘にある「シフォンのお店 PUKKU」

今回紹介するのは、奈良市西登美ヶ丘にある米粉シフォンケーキ専門店「シフォンのお店PUKKU」です。

閑静な住宅街の中に、まるで絵本の1ページのようなやさしい空間があります。オープン以来、米粉のシフォンケーキと季節のやさしいランチが人気を集め、地域の人々に愛され続けているステキなお店です。

ふわふわの幸せが広がる場所

お店の名前「PUKKU」は、「福(ふく)」という言葉に由来しています。「ここで過ごすひとときが、誰かの小さな“福”になりますように」というオーナーの想いが込められているそう。

店内に一歩足を踏み入れると、ステキな笑顔でスタッフのみなさんがお出迎え。
そして、甘い香りに包まれながらかわいく並んだ、PUKKUの主役シフォンケーキたち。

定番のプレーンをはじめ、抹茶、ほうじ茶、キャラメルに加え、季節ごとに変わるフレーバーも見逃せません。

春は桜、夏はレモン、秋は栗やさつまいもなど、訪れるたびに新しい味に出会えます。

オンラインショップ(minne)では、シフォンの他にもかわいいクッキー缶や焼き菓子を販売。ギフトにもぴったりです。
もちろん、店内でも購入可能です。

私も、ちょっとしたギフトや、帰省の際のお土産でも利用したことがありますが、みんなから大好評でした。

店内に並ぶ商品には、すべてお店こだわりの素材だけが使われています。特に卵は、奈良県にある金剛山南麓でそだてられた赤鶏から産まれた卵を毎日仕入れ、新鮮な状態で使用しているんだとか。
さらに、砂糖はてんさい糖、小麦粉の代わりに体にやさしい米粉を使用しています。
フルーツも、奈良県の農家さんが育てたものをふんだんに取り入れており、季節毎に楽しめるのもうれしいポイントです。

無添加の素材にこだわり、なにを使うかも自分たちで調べて取り寄せる徹底ぶり。子育て世代には、とてもうれしいですね。
その言葉通り、シフォンをはじめ他のどの商品もとてもやさしい味わいで、小さなお子さまから大人まで、幅広い年齢層の人が楽しめます。

今回いただいたのは、「抹茶ミルク」と「塩キャラメル」のシフォンと食べやすいサイズのシフォンに、なめらかな生クリームがのったカップ入りの「くまプレーン」。

いただいてみると、しゅわっと音が聞こえてきそうなほどやわらかく、噛まなくても自然と溶けていくような口どけ。
「え? なにこれ、雲食べてる?」って、本気で思ったほどです。口に入れた瞬間に香りがふわっと広がって、上品で大人っぽい味わい。
どちらも甘さは控えめで、素材のよさが引き立っています。おやつとしてはもちろん、食後のデザートにもぴったり。
生クリームが苦手な息子も、ここの生クリームだけは大好きでパクパク食べます。

まんPUKKUランチで、心も体もほっこり

シフォンケーキだけでなく、ランチタイムにもぜひ訪れてほしいのがPUKKU。奥のカフェスペースでいただける「まんPUKKUランチ」は、大人気。
取材中、ちょうどランチを終えられたお客様に遭遇しましたが、幸せそうな表情でお店を後にされていたのも印象的でした。
次は、ぜひランチで利用したいと思います。

店内はまるで、シロクマのじ住む絵本の世界

お店のシンボルは、かわいらしいシロクマのキャラクター。店内にもシロクマのイラストや雑貨があちこちにちりばめられており、訪れた人をほっこりと癒してくれます。

子育て世代にうれしい、やさしさと配慮

PUKKUのスタッフは、子育て中のママが中心。営業は平日10時から16時までと、家族や生活リズムを大切にした働き方が根付いています。お客さんにも子育て中の親子連れが多く、「子どもも安心して食べられるものがうれしい」「ここに来るとほっとする」といった声が多数。
そんな「お母さんたちがつくる、みんなのためのやさしい場所」は、まさに今の時代に求められているお店の形かもしれません。

店内で販売している刺繍やアクセサリー雑貨も、お子さまと同級生の子のママさんの方が作られたものだそう。地域のみなさまと、とても深いつながりがあることがうかがえます。
素材にこだわり、空間に癒され、人のぬくもりに触れられる「シフォンのお店 PUKKU」。慌ただしい日常の中で、ふわっと甘いひとときを過ごしたくなったら、ぜひ訪れてみてください。心と体がふんわり軽くなる、そんな幸せに出会えるはずです。

シフォンのお店PUKKU
住所:奈良県奈良市西登美ヶ丘4-5-7
アクセス:近鉄けいはんな線「学研奈良登美ヶ丘駅」から、奈良交通バス「登美ヶ丘四丁目」または「西登美ヶ丘五丁目」方面行きに乗車し「西登美ヶ丘五丁目」下車すぐ
TEL:0742-31-4655
営業時間:10:00-16:00 (モーニングのみ9:00-)
定休日:土、日、祝
駐車場:あり(5台)

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。
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奈良在住ライターが、日々の暮らしとともに地元の魅力を発信します。