西登美ヶ丘で味わう奈良の郷土寿司「柿の葉すし本舗たなか がくえんまえ店」

今回ご紹介するのは、西登美ヶ丘の「ならやま大通り」沿いにある「柿の葉すし本舗たなか がくえんまえ店(以下、柿の葉すし本舗たなか)」。
地元の人に親しまれるお店です。
ここは、奈良の伝統的な押し寿司、柿の葉すしを扱う老舗チェーン。
駅から少し離れたエリアですが、駐車場もあり車で立ち寄りやすく便利です。

長い歴史の中で育まれた郷土の味

柿の葉すし本舗たなかは、明治後期に創業されたブランドで、奈良・五條(吉野地方)で育まれた伝統を今に伝えています。
奈良の山里で、海から遠い土地でも“魚をおいしく保存/配る”ために生まれたと言われる押し寿司。塩味と酢のバランス、酢飯にうつった柿の葉の風味が魅力です。

店内に入ると、柿の葉すしがショーケースにずらりと並んでいました。

また、店内にはイートイン用の椅子(6席)もあり、買ってその場で食べることも可能です。

手軽に食べられる“和のピクニック弁当”

柿の葉すしのうれしいポイントは、葉で包まれているため持ち歩きしやすいこと。
お皿や箸がなくても食べられ、手軽さと保存性に優れています。

だからこそ、通勤・通学後のちょっとした食事や、お土産・ホームパーティー用の一品にも最適。

全国にも発送しているので、大切なあの人に、奈良のおいしさのおすそ分けなんかにもいいですね。

また、名物の柿の葉すしだけでなく、季節商品や詰め合わせなどもたくさん並び、観光向けというより“ご近所の台所”のような親しみやすさがあります。

ちょっとした買い足しにも、手土産にも使える頼れる存在です。

いろいろな味が楽しめるのも魅力

私が買ったのは、定番の「さば」と「さけ」と「たい」を少しずつ詰め合わせたセット。
どれから食べようか迷います。

まずは、定番さばの柿の葉すし。
酢飯はしっとりしていて酸味が強すぎず、さばの脂と酢のバランスが最高です。

柿の葉のほのかな香りが、食べるたびに鼻をくすぐり、クセがあるけれど食べやすい。
これが“保存食としての技”と“寿司としてのおいしさ”の両立だと感じました。

さらに噛むほどに旨みが広がり、さばの脂が酢飯にじんわり溶けていき、思わずもう一つ手が伸びそうになるほど。

次にさけ。
さばよりあっさりめで、魚の旨みと酢飯の酸味のバランスが穏やか。
後味にふわっと残る香りが優しく、朝や軽食にも合いそう。
奈良市では、このさけの柿の葉すしが給食に出ます。子供たちにも人気のお味で、我が家の子どももパクパク食べます。
そしてたいは、白身の淡泊さと酢飯のさっぱり感が合わさり、クセが少なく上品な印象。
ひと口食べるごとに、白身ならではの清らかな甘みがふわりと広がります。

どのネタも、酢飯と魚、柿の葉のバランスが計算されていて、「おすし」というよりは“和のサンドイッチ”のような感覚。

手軽に食べられて、それでいて一口ずつに奈良らしさを感じられます。

地域に寄り添う、気軽な“和のテイクアウト”

柿の葉すしは、近隣住民の日常にしっくり溶け込むお店。
車でも行きやすく、買い物のついでや子どもの送り迎えついでに立ち寄る人も多いようです。

イートインのベンチがあるので、「買ってすぐ食べる」「ちょっと休憩する」といった使い方にも便利。
公園や自宅で気軽に楽しめる手軽さは、柿の葉すしならではの良さですね。

また、詰め合わせやパックもあるので、家族での食事や手土産にもぴったり。
和の味を気軽に楽しむというスタイルを、自然に日常に取り入れてくれるお店です。

奈良の味を、もっと身近に。 次の食事やお土産に、ぜひ柿の葉すしを選んでみてはいかがでしょうか。

柿の葉すし本舗たなか がくえんまえ店
住所:奈良県奈良市西登美が丘2丁目2番8号
アクセス:近鉄けいはんな線「学研奈良登美ヶ丘駅」から、奈良交通バス3番乗り場(110)「西登美ヶ丘二丁目」下車すぐ
TEL:0742-81-7001
営業時間:8:30-19:00
定休日:年中無休
駐車場:あり

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。