豊臣秀長が治めた郡山城下町に、明治初期に創業された「うどんとこんぶ 鶴田昆布店(以下、鶴田昆布店)」
があります。
良質なだし昆布などを購入できるのはもちろん、だしにこだわったうどんもいただけるんです!
ノスタルジックな雰囲気ただよう城下町を散策がてら、腹ごしらえにいかがでしょうか。
柳町商店街の一角に店を構える老舗昆布店

近鉄郡山駅から徒歩4分ほどの、柳町商店街北側の一角にある鶴田昆布店。
ランチ時にお店の前を通りがかると、いつもおいしそうな香りがただよってきます。こちらでは、こだわりの昆布を使ったうどんやおでん、天ぷらなどをいただけるんですよ。
食事の提供時間は、11時~14時半です。
心を込めて営業中と書かれた木札が出ていますね。入ってみましょう!
気取らない雰囲気の店内で、絶品うどんを味わえる
まずは入り口横の券売機で食券を購入します。
スタッフさんに券を渡したらオーダー完了。席につきましょう。

すっきりとシンプルな店内には、厨房に面した木目のカウンターテーブルがあります。
お冷や調味料、荷物かごも完備。へんに気取らず、無心でうどんをすすることができそうな予感です。
席はカウンター席が9席。
目の前で調理されているところを見ることができます。
厨房でスタッフさん達が声をかけ合いながら立ち回る様子は、見ていて気持ちがよいです。テキパキと働く姿を眺めながら待っている間に、うどんへの期待も高まってきます。
お腹が大満足!とり卵天定食

今回頼んだのは、とり卵天定食。
温かいうどんとちりめん山椒ごはん、とり天、卵天、佃煮がセットになったボリューム満点のメニューです。
うどんは讃岐直送の生めんで、だしには羅臼昆布を使用しているそうです。

おつゆは透き通った黄金色。ひと口飲めば昆布の旨みとほのかな甘さが広がり、のどをするりと通っていきます。自然な味なのでいくらでも飲めそう。口にふくむたびに、上品な香りが鼻を抜けます。
麺はコシがあってモチモチした歯ごたえ。味わい深いおつゆがよく絡み、つるつると食べられます。おいしくて箸が止まりません。

天ぷらは別皿での提供です。サクサクした食感を味わえるのがうれしいですね。
とり天はしっとりとやわらかく、軽い口あたりの衣と相性ばつぐん。かめばかむほど、鶏肉の旨みがにじみ出てきます。
卵天は卵をまるまる一個使用。半熟の卵がサクサクの衣につつまれています。かじると黄身がとろーり。これぞ幸せを感じる瞬間ですね。ぷるぷるした食感がたまりません。

どちらの天ぷらも、うどんつゆにひたして食べるのはもちろんのこと、昆布茶をつけても味が引き締まっておいしいんですよ。
ちなみに右の薬味つぼには天かすが入っています。
ごはんには、ちりめん山椒がのっています。
うどんとごはんの炭水化物セットなので、食べきれるか少し心配でしたが、さわやかな山椒の風味に食欲がそそられ、箸がスイスイすすみました。
昆布のつくだ煮は甘じょっぱくコリコリとした歯ごたえ。
どれもさりげない上品な味でボリュームもあるので、大満足でした。
定食を食している間にも、お客さんがぞくぞくとおとずれ、店内は大にぎわい。中にはスタッフさんと親しげに会話する常連さんもいらっしゃいました。
だし昆布や昆布製品などの販売も

店内には、だし昆布や昆布製品の販売コーナーもあります。
幅広い種類のだし昆布を見られるのは、専門店ならでは。商品によっては、キロ単位で仕入れたものを手作業で袋詰めしているそうです。
ちなみに、うどんのおつゆに使われていた羅臼昆布などの一部商品は、量り売りされているのだとか。
丁寧にだしを取るだけで、料理の味は格段によくなりますよね。

昆布の他にも、ちりめん山椒やつくだ煮、こんぶ飴なども購入できます。
多くの人々をとりこにする老舗昆布店のこだわりうどん、一度味わってみてはいかがでしょうか?
うどんとこんぶ 鶴田昆布店
住所:奈良県大和郡山市柳2丁目26
アクセス:近鉄橿原線「近鉄郡山駅」から徒歩約4分
JR大和路線「郡山駅」から徒歩約12分
TEL:0743-52-2403
営業時間:11:00-16:30
うどんの営業時間は11:00-14:30
定休日:水・木・日曜日
駐車場:なし


















