近鉄橿原線西ノ京駅の周辺には、唐招提寺や薬師寺などの有名な観光地があります。観光地を歩いていると、少し休憩したくなることはないでしょうか。
そんなときにひと息つけるのが「西ノ京珈琲」です。
今回は、そんな西ノ京コーヒーの魅力をお伝えします。
旅の途中で「ほっと一息」できる空間

私が訪れたのは平日の昼間で観光客は少なめ。冬でしたが、少し歩いていると汗ばむようなお天気。
喉が渇いた頃に、西ノ京珈琲を見つけました。
中に入ると、すでに女性客が何組か訪れており、笑い声が聞こえます。

店内にはカウンターとテーブル席、さらに奥には座敷が設けられています。
以前からあった建物を改装して作られたのだとか。薬師寺の僧侶たちが訪れることもあって、座敷が残されているそうです。
また、店内には、書作品が飾られており、薬師寺に関する書籍もいくつか並んでいます。

薬師寺の春の法要の際、僧坊内で出店したことがご縁で、薬師寺北門前にお店を開くことができたそう。
お参りや観光など。
「ほっと一息、ちょっと一服」をコンセプトに、このお店ができたんですよ。
駅やバス停から近いこともあり、待ち時間にコーヒーを1杯だけ飲んで行かれる方も多いそうです。
西ノ京珈琲でしか飲めないオリジナルコーヒー

西ノ京珈琲のコーヒーは、神戸から取り寄せた豆を使用しており、ここだけのブレンド。
コーヒー豆の種類はひとつだけ。同じ豆でも淹れ方によって味が変わるのを楽しんでほしいとのことでした。
フードメニューには谷川養鶏さんの「美人たまご」を使用しています。谷川養鶏は餌に海藻や麦花石などを使用しており、栄養満点。
美人たまごはサンドイッチやカレーなどの軽食メニューやデザートにも。デザートのやまとぷりんは美人たまごだけを使用し、吉野葛を使用したクッキースプーン付き。
やまとぷりんは法要の期間、薬師寺の売店で販売していたものだそうです。
ランチや小腹が空いたときには、ぜひ味わってみてくださいね。
目を惹くメニュー「毒コーヒー」とは?

メニューのなかで特に目を引いたのが「毒コーヒー(ヘーゼルナッツコーヒー)」。
どんな商品かと気になって聞いてみると、以前、薬師寺で開催された「薬屋のひとりごと展」がきっかけだそうです。
薬屋のひとりごとの主人公は、薬学知識が豊富で、毒に対する探究心は人一倍。自分で味を確かめたくなるほど。
「何度も飲みたくなるほど、おいしい」という状態の中毒性とかけて、毒コーヒーと名前が付いたのだとか。
イベントに合わせて作ったコーヒーでしたが、今も飲めるように残したそうです。
中毒になるほどのコーヒー。ぜひ一度、味わってみたいものですね。
自宅でも味わえる「ほっと一息」の時間

西ノ京珈琲では、コーヒーやフードのテイクアウトができます。
今回は、ドリップコーヒーと米ぬかガトーショコラを購入しました。
米ぬかガトーショコラは、奈良で取れたお米の米粉と米ぬかを使用したものなのだとか。
口に運ぶと、しっとりとした食感とほんのりと洋酒の風味が広がります。また、コーヒーの苦味は強すぎず、口当たりはやわらか。自宅でも家事や仕事から開放された、一息いれたいひとときにピッタリです。
西ノ京珈琲のドリップコーヒーは、1つからでも購入できます。袋には奈良絵や毛筆の文字が。

この絵や文字は、特別に薬師寺の僧侶に描いていただいたそうです。お店のロゴもそのひとつなんだとか。僧侶やお弟子さんが描かれている奈良絵は、珍しいものなんですよ。
旅の合間や休憩に、西ノ京珈琲で一息つきに寄ってみてはいかがでしょうか。
西ノ京珈琲
住所:奈良県奈良市西ノ京町372-2
アクセス:近鉄橿原線「西ノ京」から徒歩約2分
TEL:0742-32-2951
営業時間:11:00-17:00
定休日:水曜日


















